古家付き土地を更地にして売る際、解体工事中に「アスベスト(石綿)」が発見され、特殊な処理費用で解体費用が数百万円跳ね上がるトラブル。
更地にして高く売るつもりが
解体費用で大赤字に
解体工事に潜む「追加請求」の罠
アスベストと地中障害物
📚 ポイント
- 事前調査の義務化(2022年〜): 一定規模以上の解体工事では、着工前に有資格者による「アスベスト含有の事前調査」と行政への報告が義務付けられた。これを見落とす(または意図的に安い見積もりを出す)悪徳業者もいる。
- レベル1〜3の違い: 吹き付けアスベスト(レベル1)は最も危険で処理費用が莫大。屋根のスレート瓦など(レベル3)は飛散しにくいため比較的安価だが、それでも通常ゴミより高額。
- 地中障害物(ガラ・古基礎): 家を壊して地面を掘ったら、昔の家の基礎や大きな岩、ゴミが埋まっていることがよくある。これの撤去費用は事前見積もりに含まれていない「追加工事」になる。
- 更地渡しのリスク: 売主負担で更地にする契約を結んでしまうと、こうした想定外の追加費用をすべて売主が自腹で被ることになる。
解体費用の高騰トラブルを
回避する3ステップ
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1
契約前に「アスベスト事前調査」が含まれた正式な見積もりを取る
「坪数×◯万円」というどんぶり勘定の見積もりは危険。事前調査の費用や、万が一アスベストが出た場合の単価が明記された見積もりを複数社から取る。
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2
自治体のアスベスト調査・除去補助金を活用する
自治体によっては、アスベストの調査費用や除去工事費用の一部を補助してくれる制度があるため、着工前に市役所に確認し申請する。
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3
更地にせず「古家付き土地(現状渡し)」で売却する
解体費用のリスクを負いたくない場合は、建物を壊さず「解体費用分を物件価格から値引き」して、解体の手配やリスクを買主(または買取業者)に負担させる契約にする。
更地にせず「現状渡し」に変更
業者に買い取らせてリスク回避!
「私も似たような状況かも…」と思ったら
一人で抱え込まず、まずは専門家に話を聞いてもらうのが解決の近道です。
手遅れになる前に、選択肢を広げておきましょう。




