他人の土地を借りて家を建てている「借地権」の更新時期に、地主から数百万円の更新料や一方的な地代の値上げを要求され、家を手放す危機に陥るトラブル。
「払えないなら家を壊して
更地にして出ていけ」
地主の「法外な要求」をはねのける
借地借家法と「法定更新」
📚 ポイント
- 更新料の支払い義務: 実は、法律上「借地契約の更新料」を支払う義務はない。契約書に「更新料を支払う」という明確な記載がない限り、拒否しても追い出されない。(ただし円滑な関係維持のため慣習として払うケースは多い)
- 法定更新(ほうていこうしん): 地主が更新を拒絶しても、借地人が「これまで通り住み続けます(地代も払います)」と主張すれば、法律の力で自動的に契約が更新される(旧借地法の場合)。
- 地代の一方的な値上げ: 地代の値上げには双方の合意が必要。納得いかない場合はこれまでの地代を供託所(法務局)に「供託(預ける)」すれば、地代未払いによる契約解除を防げる。
- 売却の難しさ: 地主と揉めている状態の借地権付き建物は、一般の買い手が寄り付かず非常に売りにくい。
借地権の更新料・値上げトラブルを
解決する3ステップ
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1
更新料・値上げの要求を安易に承諾せず「保留」にする
「わかりました」「払います」と口頭でも合意してはいけない。「高額すぎて払えないので検討させてください」と伝え、絶対に念書などにハンコを押さない。
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2
弁護士を通じて「法定更新」と「従前の地代の支払い(供託)」を行う
弁護士に依頼し、「法外な更新料には応じられない。法定更新により居住を継続する」と通知する。地主が旧地代の受け取りを拒否したら、法務局へ供託して滞納を防ぐ。
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3
地主に借地権を買い取ってもらうか、専門業者へ売却する
関係が悪化して住みづらくなった場合は、地主に対して「建物を買い取ってくれ(建物買取請求権)」と交渉するか、借地権の買取に強い不動産会社に売却して引っ越す。
弁護士の交渉で法定更新を主張
更新料ゼロで住み続けられた!
「私も似たような状況かも…」と思ったら
一人で抱え込まず、まずは専門家に話を聞いてもらうのが解決の近道です。
手遅れになる前に、選択肢を広げておきましょう。




